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サプリメント・健康食品との付き合い方

[2024.04.16]

国内外で多くの健康被害が発生しました

日常生活の中に深く浸透した「サプリメント」「健康食品」ですが、その信頼性を著しく揺るがす事態が発生しました。連日報道されている「紅麹サプリメント」の健康被害です。本製品を摂取した方の中に腎障害を発症し、4月1日時点では5名の死亡、延べ166名の入院が確認されました。日本国内だけでなく海外でも同様の健康被害が報告されました。

 

そもそもサプリメントとは?

健康食品と同様、サプリメントがどのようなものを指すのか…ということについて明確な定義はありません。サプリメントは「食品」に分類されており、その中でも国の審査の有無により、更に細かく分類されており、消費者にはとても分かりにくい制度であることは否めません。

 

新しいものほど慎重に!

 現代は新しいモノや技術が次々と生み出され、生活の質の向上に役立っています。サプリメントも同様です。しかし、体内に摂取するものに関しては、新しいものほど安全性に関しては裏付けが乏しく、取り入れるにも慎重になる必要があります。今回は無名の小さな会社が製造したものではなく、有名製薬会社(小林製薬)が製造したものであったことは重く受け止める必要があります。数年前に生じた後発医薬品製造会社(小林化工・日医工)の問題も同様で、製造業者における倫理観の欠如が近年加速していることを認知しておく必要があります。そこで、消費者の皆様には以下の点についてご留意頂きたいと思います。

・安易な情報(ネット・広告・雑誌など)に惑わされない

・サプリメントはあくまでも食事の補助に過ぎないことを認識する

・新しい成分の商品については、発売後数年程度は様子を見る

・自身の持病や体質に見合ったものかどうかを専門家(医師・薬剤師)に判断してもらう

・摂取後の体調変化を客観的に継続的にみてもらう専門家を持つ

 

岩並薬局での取り組み

 当局では皆様のお悩みの声に真摯に耳を傾け、医薬品やサプリメントの必要性についてご提案いたします。また、数多ある商品の中で信頼できるものを選別し、安心してご継続頂けるよう努めて参ります。お気軽にご相談下さい。

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